ご褒美は何だろ
息子2号には家庭内での療育的かかわりが重要。家族の中で一番長く接する嫁は、まだ彼を「フツー」に扱っているところがある。例えば、何を訴えているのかわからないが騒がしく声を上げているときには叱り飛ばす。
彼のことについて話をしているとき、彼女は「あまり気にしないことにしている」と言った。「放置する」という選択をしているようにも聞こえ「いや、気にする気にしないという問題じゃなくって。。。」と言ってはみたものの、うまくその後をつづけられない。にわかに得た知識だけで、まだ完全には受け入れていなさそうな彼女に「こうすべきだ」という強いメッセージを送れない。しりすぼみになってしまって話題は別の方向へ。
ワシ自身は、先日から、ABAによる療育っぽい関わり方をしているつもり。ABAとは応用行動分析。ご褒美によって良くない行動を抑制し、良い行動を多くさせるというやり方。イルカショーのトレーニングにも使われている(と書くと、人によっては不快感を示すかもしれない ― ワシも最初「動物と一緒にすな!」と思った)。罰を与えて強制するのではなく、良い行いにはご褒美を与え、悪い行いにはご褒美を与えないというやり方。しかし、今のところ、息子2号にとってのご褒美というのがはっきりとわからない。お菓子は好きで食べるけど、いらない時ははっきりと断るから中途半端。褒めてあげることか、軽いハグで背中トントンくらいかな。嬉しそうに笑っているから。その程度のご褒美で良いのかしら。
なにより、嫁が積極的に療育的な関わりを持つようにしなければいけないのだが、「こうしなきゃいけない。なぜならば」というふうにうまく説明できず、もどかしい。「普通にしてればいい」と思っていそうだなぁ。あまり望ましくない方法のようです。ワシの関わり方で気付いてくれればよいのだけれど。
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