興奮冷めやらぬ2008年の走り納め&ブログ納め&来年もヨロシクです。
12月27日土曜日、長男、長女とともに実家へ。嫁さんと息子2号は自宅待機。息子2号は自宅以外では一日過ぎる頃から「おうちへ帰ろう」と泣き出すので、自宅で嫁と正月を迎える。
姫路駅では全線高架になったとのことで、非常に新鮮な気分ですが、山陽電鉄からの乗換えなので、かなり距離を歩くことになった。輪行ではちょっと辛そうだな。って普通はそんなことは考えないな。多分。
実家には昼前に到着。昼飯食ってから外へでる。しかし寒いので焚き火する。焚き火するなら焼き芋をするのが慣わし(?)。ホイルで包んで焼くのだが、皮が焦げずに中までうまく火が通ってほっこりほっこり。近年まれに見る良い焼き芋ができた。喰いすぎて少し胸焼け。娘は焼き芋と牛乳を持って、喰いながら、飲みながら、実家周辺を徘徊。「パパがド田舎生まれでよかった」ともつぶやいていた。できる限り普通の娘さんに育ってもらいたいが、ま、ワイルドでアウトドアなのもええですね。但し、サルには気をつけよう。
夜はコタツでぬくぬくと。帰省途中に長男から多湖輝さんの名前を聞いていたので、古い「頭の体操」という本を引っ張り出してきて読ませた。なかなかはまっていた。多胡輝さんは「レイトン教授のなんやら」というゲームの監修をされているようで、長男は知るにいたったよう。ワシは、生まれる前に出たこの本を、父か母が買ってて、小学生の頃にはまってた。本って偉大。本って歴史。知識の泉だ。
日曜日も朝から焚き火&焼き芋。子供らも、ここ数年は家の中でテレビ見たりしていたけれど、家の中でぬくぬくとしているより、外を走り回って焚き火に当たるほうがよっぽど暖かいと気がついたみたい。天然の遠赤外線の威力。
いい炭ができたので、思いつきで五徳を引っ張り出してきて、モチを焼いた。驚いたのは、このモチ強烈に伸びるってこと。これも遠赤外線の威力。近所の方から丸々とした京ねぎをもらったので、これも串にさして焼いたが、火が弱まってしまって中途半端なやけ具合。喰ったけど。
昼過ぎに、自宅で息子2号が風邪引いて熱出してると連絡が入った。もとより、家の掃除やらなんやらで、日曜日の夕方にはワシだけ一旦自宅に戻る予定だった。電車なので急いでも仕方ない。本を読みながら、電車に揺られて1時間10分。姫新線での移動はちょっとした旅気分。旅気分には旅の本ということで、石田ゆうすけさんの「行かずに死ねるか!」を読み直そうとバックパックに忍ばせていたのだ。あとは駅弁があれば申し分ないのだが、売ってるところが無いので仕方ない。姫路駅で「御座候(回転焼き)を買って山陽電車に乗り換えて約30分で帰宅。
自宅では郵便受けにJCAの会報「CYCLING TIME」が。「Winter CYCLING」とか書いてある。最近サボってるよね。何のために冬衣装買ったのかとか自問するも気乗りしないときは無理に乗らんほうがよいし、家族優先やし。で、残念ながら、息子2号の熱は下がっていなかった。回転焼きをうまそうに喰ったが、お風呂が大好きなので入れないと知って夜まで延々怒りっぱなし。治ったら入れるから。そう泣くな。
月曜日は、少し熱が下がった。のんきなものでお散歩に行きたいとねだる。といって、散歩といっても嫁の実家まで行きたいとのこと。そのあいだに嫁が自宅の掃除。ワシは実家の自転車のブレーキの効きが悪いということで、工具と一応ガラクタのキャリパーブレーキを持って。
ブレーキはドラムブレーキっていうのかな、よくママチャリについてる奴ですね。フレームを見るに、キャリパーブレーキを取り付けるのは無理なようなので、ワイヤーのテンションを調節して効くようにしたつもり。自転車屋さんでは取り替えないかんといわれたようだが、ま、ぼろぼろなんで取替えを薦めるのも気持ちは分かる。内装三段の変速機がついているが全然レバーが動かんので556など駆使して動くようにした。チェーンもたるんでいるようだったので、後輪を後ろに引いて調整。なんとかうまくいったが素人整備なので気をつけて乗ってもらわないと。
自宅に戻りまったりと昼過ぎまで過ごすが、買い物に行ったときに余りにええ天気だったので、少しだけ自転車に乗りたい気分になった。こういうチャンスを捕まえないとね。帰宅後「ちょっと加古川まで行って来るわ」と出かける。しかし、こういう乗り方が久しぶりなので、途中で萎えてしまって、結局30km走っただけ。なんか、体中の血管とかリンパ管とかその他モロモロの管が詰まってる感じを受けた。うまく循環できずに疲労を溜めっぱなしで回復できていないって感じかな。常に体動かしていかんとあきませんね。
帰宅後、息子2号と風呂はいる。随分熱も下がっているので良かった良かった。飲酒後、グダグダしてから酔いが醒め、なんとなく、読みかけの「行かずに死ねるか」を一気に読む。途中、嫁が「何の音?」と起きてきた。長時間「シュー」という音がしていたようで、調べてみると自転車の前輪がパンクしてた。走り終えてから6時間以上経過してパンクするとは。どういうパンクなのだろう。部屋の気温が上がってリム側でパンクしたのかな?そんなこんなで、多分本日の中途半端な30kmが今年の走り納め。明日はまた実家へ一人旅。焼き芋食べに(笑)。
さて、明日以降、実家ではブログ書かないと思うので、多分これが今年最後のエントリー。実は月半ばから「今年を振り返る」ってのを下書きしていたけど、分量が多すぎて書ききれなくて訳分からなくなってしまった(笑)。なので、ここで簡単に今年をまとめておきます。簡単ですがその核心です。年末のご挨拶かな?
2008年は本当に楽しかった。2007年に自転車の楽しさを知り、それを受ける形の自転車を中心にした1年でした。昨年にも増して、いろんな方とブログで出会い、交流させていただきました。さらに、リアルにお会いする機会をいただいたり。感謝・感動の一年だったとおもいます。来年も感謝の気持ちを忘れずに強く元気にはつらつと、「悩み多きおっさんの日常」を楽しんでいきたいです!あけましたら来年もよろしくお願いします!
さて、「行かずに死ねるか」を読み終えたのは午前1時半でした。石田ゆうすけさんは自分と同い年。この人が世界中を自転車で回っているとき、ワシは何をしていたかな?とかおもってしまいました。自分はこんなとてつもないスケールの旅は今後もできないと思うけど、不思議とうらやましいとは思わない。それは多分この本が「自転車の旅行は楽しい」というほど単純なものではないからだろうな。読み終えて「明日書こう」と思っていたこの記事を「今書いておこう」と書いてるし。やっぱ、興奮状態なんだろう。しかし、明日(いや今日!)、電車で読む本が無いのでどうしようか。。。つか寝なくちゃ。姫新線で寝過ごすと大変。ただいまAM3:40。。。
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