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2009.03.27

一触即発?

4月4日から8日の間に北朝鮮が人工衛星を打ち上げるつもりのようで、日本政府は、領海内に落下する場合、これを迎撃するとのこと。

「国民に安心してもらえるよう全力で万全の態勢を」 ― 平和ボケした自分にとっては当初現実感を伴って理解できず。この状況を受け入れがたいという面もあったのかな。

ただ、これが現実であるとわかった時点で、日本の上空を通るものが有害か無害かを別として、「我が国の領域に落下するなら、撃ち落としますよ。ミサイルで」という宣言に、背筋が凍る。

現実に撃たれたら応じないわけにはいかないでしょうし、また、国民を安心させるために宣言する必要もあるでしょう。しかし、その是非とは無関係に「なんと物騒な世の中になってしまったのか」と、なんだか悲しい気持ち。いや、混乱しているといった感じかな。阪神淡路大震災の時、次第に周囲が明るくなって状況が把握できるようになった時の「混乱」に似ている。「さて、この未経験の事態にどうしたものだろうか」と。。。

専守防衛。日本は戦争を放棄している。日本は平和なのだ。子供のころからそのように教えられて今に至る。しかし、そも「平和」とは何であるのか。自分は「平和でない」という状況を今まで肌で感じたことが無い。

今の状況でここまで考える必要はないのかもしれないけれど。徐々に日本が平和ではなくなってきているのは事実なんだろうな。

なんとなく筒井康隆さんの「アフリカの爆弾」を思い出しました。これが書かれた時とは明らかに時代背景が違うとおもうけど。しかし、根本的には世の中が変わったわけじゃないと思うし、私たちがわずか数十年のうちに、成長・成熟したとも思えない。延々と繰り返されてきたことなんだな。危険が自分の目の前に無かったに過ぎない。

北朝鮮(朝鮮)は第二次世界大戦の前には、完全に日本の統治下にあった。そして日本敗戦の後は米ソによって国を分断されて、同じ民族同士で戦争までしている(させられている)。今思うに、この歴史は現在の多くの問題の根本に、無視できない形で横たわっていると思う。しかし、自分はこれらの過去の歴史を理解した上で、冷静な反応ができているだろうか。

仮に先の戦争で日本が負けていなければ(これは壮大な「もし」ですが)、日本はどのような国になっていただろうか。こう考えることは無意味ではないと思う。歴史に対する「もし」はSFの世界かもしれないが、なんとなく今の北朝鮮と同じような国になってるんじゃないかと想像してしまった。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

領海に落ちそうかどうか,誰が決めるんでしょうね.迎撃ミサイルを打ちたいか打ちたくないかで決まるような気もします(笑).
たとえ領海に落ちないとしても,本土上空をスレスレに飛んだらどうするんでしょうね.
不幸にして誰もいない浜辺か山奥に落ちたらどうなるんだろう,とドキドキしてます.

sumiさん、
多分「撃ちたい」人はたくさんいるのでしょうね。
迎撃能力を示す絶好のチャンス。でもなんか相手の土俵に上がる感じもあって嫌ですねぇ。
しかし、別の日に別の方向へ飛ぶ可能性もあるんだろうなぁ。お間抜けな事にならなければいいけど。。。
特に航空機が飛んでるエリアは怖いっすね。

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