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2009.05.28

「中一男子、乱取りで死亡」にちょっと疑問

昨日のニュース「柔道「乱取り」で頭を強打、中1男子が入院先で死亡…青森」について。ワタシの長男が柔道部所属。入部人数が減っていて困っているもんだから、これはちょっと無視できない事故。要するに「柔道の『乱取り』そのものが危険」というイメージを与えそう。それは大きな間違いだ。報道内容や学校の対応にも、ちょっと疑問がある。

まず、顧問不在で「乱取り」は無茶だ。「町の学校生活相談員の男性ら2人がコーチとして指導」とあるけど、何者なのだろう。本当に練習としての「乱取り」が行われていたのか疑問。

ニュースでは、「乱取り」について「互いに技を掛け合う」としてあるがちょっとニュアンスが違うように思う。順番に技をかけ合うように思われるかもしれないが、これは正に実戦練習であって試合と同じ。つまり、いつどんな技をかけられるか判らない。上級者に対しては、そう簡単に技はかけられないはずだし、初心者はたいてい技をかけられて倒される。技の受け方も学ぶのだ。ただし、瞬時に受け身が取れるのが前提。長男が体中にあざを作って毎度悔しがっていたからよくわかる。

亡くなった子は、上級生の投げ技に対応できず、受け身が取れなかったのだろうという報道になっている。しかしだ、そもそも、このレベルの子に乱取りさせるのが無茶である。受け身が取れないなら、命を落としても不思議ではない。柔道のもととなる柔術は戦闘用の武術。指導者はそれを知っていなければ指導はできまい?

上級生がどんな投げ方をしたかにもよる。だいたい、放り投げなければ頭はそうそう打たないようにも思うがこの点はよくわからん。本当にまともに練習していたのか?とさえ考えてしまうが、投げの途中に手が外れてしまったのか。。。そんな中途半端なことで、投げ技を決められるとは思えないが。。。

なにしろ、こういう事故を防ぐためにも体育の柔道の授業では投げ技は教えないだろうし、乱取りはしない。最初に受け身をやって、あとやるとすれば寝技くらいだろう。

校長先生が「学校に過失はなかった」と言いきっているけど、これが過失致死だとしたらこの校長をトップにして、生徒を含むピラミッド構造のどこかに過失があったということだろう。つまり学校の過失に他ならない。まさか傷害致死だとは言えないだろうし。それにしても学校組織内で発生したことなんだから。適当にしゃべっているとしか考えられない。

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コメント

「1対1」の乱取りだったのでしょうかね...

sumiさん、
せめて1対1だと思いたい。
何の救いにもなりませんが。

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