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2009.09.17

地下街フラッシュバック

帰り道、地下街がひっそり。なるほど全体が定休日だったか。しかし喫茶店の厨房には人影。定休日なのにご苦労様です。20年前にフリーアルバイトとして勤めていた喫茶店と同系列のお店。厨房の中の人の姿が、当時、お世話になった(一緒に遊んでた)年下の社員さんと重なった。

年下の社員さんは、族上がりのやんちゃくれ。警察にも名前を知られているような。でも、すでに更生済みで、仕事しながら通信制の高校へ行ってて、大学入学を目標に日々楽しくがんばっていた。たしか、おかあちゃんと二人暮らしで、「幸せにするのだ」と、照れもせずにいうようなナイスガイ。「大学受かったら何買うてくれる?」とか、なかなか人懐っこい。

店長は同い年。結婚してて子供もいて、調理師免許持っていて、将来店を持ちたいから、社員にならずにフリーアルバイトとして雇われ店長。オールバックでかみそりみたいな風貌のベーシスト。ストレイキャッツが好きでウッドベース持ってたんじゃなかったか。楽しいこともいっぱい教えてもらったけど、フラフラしているワタシの将来を案じていろいろと忠告もしてもらった。一生頭が上がらないと思ってる。

そのままその喫茶店で勤める道もあったけど、ソフトハウスへバイトで入ってそのまま社員になった。喫茶店での彼らのまじめさや、仕事、生活への本気さ加減は、ことごとく不真面目で常に逃げ場を探していた自分には、とてもまぶしくて、その時点で自分が飲食業で食っていくという判断は下せなかった。しかし、彼らのおかげで「ちゃんとしなくちゃ」と思え、「別な世界も見なくちゃ」と思った。そして、照れることなく「がんばる」と思えたのだから、本当にありがたい話。彼らは一生の恩人だな。「またまたぁー、そんなこといっちゃってぇー」とか聞こえてきそうだけど。。。

ひっそりとした喫茶店の奥にチラッと見えた店員さんの姿に、あの20年前の、心が敏感に動いていた、あの活動的な感じ、そして恩人への感謝の心を、最近の自分は忘れかけているのではないかと、すこし自省してみた。

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コメント

今の自分があるのは過去の人たちのお陰というのは
確かにありますね。あのころ描いていた未来像に
今の自分がちゃんとはまっているのか、
その点はまだ自信がありませんわ~。

ローラーおとこさん、
若いときは馬鹿げた夢を語れましたが、今は、ある程度確実な明日を語れます。年相応ってことで、それはそれで良いことなのかも。
当時、思い描いた未来を迎えるには、今ひとつ努力が足りなかったのかと後悔したり、現状満足で、まぁええかと思ってみたり。。

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