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2009.10.13

ラッシュライフ

ラッシュライフ (新潮文庫) 伊坂幸太郎

複数の互いに関連の無い人の姿が並行して描かれる。それぞれがそれなりに厄介な問題を抱えていて、且つかなり病んでる。どうにかしようと、非日常の世界に入っていくが、ほとんどがどうにもならなくて、さらに病んでいく。登場人物はほとんどが犯罪を犯している。それもかなり凶悪。

まー、どんな人でも、ある程度厄介な問題は抱えているし、精神的に弱い部分やちょっと変わった面を持っているものだから、それをかなり大げさに描けばこの小説のようになるのかも。

当初、登場人物はバラバラに動いている。しかし、読者には、徐々にお互いが、どこかで、何らかの形で、関連していたことがわかりはじめる。しかし、すれ違ったり、直交したりという程度で、「実はつながっていたんだね」という以上の深い意味は無さそう。つながりに気づいた時点で、「なるほどー」な喜びはあるが、話の内容が少し重く暗く陰気な感じですから、読み終わって「あー楽しかった」とは思わない。「からっと明るい物語」の対極だなこれは。

全体的な印象は、著者の独特の雰囲気ともいえるけど、話が突飛で深みが足りないような気もします。。。回り舞台を区切って、それぞれの区画で、セットも灰色の人形劇が淡々と進んでいるような感じだ。観客に見えていない部分はセットが作られてもいないって感じ。終始、非現実感、うそ臭さが漂っている。悪い意味ではなく。。。

あと、かの老犬が「ソフトバンクのお父さん」の老後っぽいなと思った。まー、ただそう思っただけだから「怖れるな」

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コメント

難問・難題もテンション上げて、吹っ飛ばせ(^^)
元気が一番ですよね!

いがぐり頭さん、
そう、元気が一番。「お前にはまだ早い!」といわれようとも、テンション上げ上げです。
現在「重力ピエロ」。幾分読みやすいです。

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