6月13日(土)は出勤日。自分でカレンダー作ってるので文句は言えない。午後半休で一旦明石の駐輪場へ電車で戻り、自転車パックして乗り換え無しで敦賀まで行ける新快速の先頭車両に乗った。琵琶湖の西岸を通るが、なかなか景色が良いところ。自転車でまた来てみたいと思った。先頭車両は鉄道好きの人たち多し。小さい子供が乗ってきて前を見たそうにしていたけど、やはりそこは譲れないみたいですね。もうちょっと気遣いの人になってみてはいかがかと思ったが、個人的な意見ですから、何とも言えない。譲れないところは譲れないのだろう。分かんないけど。
また別の、かなり若い鉄なカップルが延々と前を見て、たまにささやき合っている。おそらくそれは、色っぽいことではなく、車番とか型式とかのようだ。時刻とか。このお二人、近江塩津で乗り換えたけれど、電車で琵琶湖を一周しているのかもしれないな。趣味がつれあいと一緒というのは羨ましくもあるけれど、多少かすっている程度、もしくは直交しているくらいのほうが、むしろ広がりがあって良いかもしれない。一心同体でベクトルがまったく同じだと、ベクトルの長さ勝負になって、少々窮屈なのではないかな?などと思って見ていた。がこれも大きなお世話だな。
敦賀駅に着いて、自転車を組み立てる。エンド幅がホイールに合っていないので少々手間取ったが、まぁ10分以内に作業を終えた。チェックイン時刻まで1時間半ほどあって、せっかくだからと木の芽峠方面への道を再確認。しかし、道路工事中で以前と雰囲気が違ってて、いきなり道を間違えた(笑)。工事警備のおじさんに道を聞いたのだが、適当に答えられたみたいだ。多分何を聞いても「うんうん」としか言わないお人だったかも(笑)
おそらく100kmコース用のルート指示。

ジョギング中の御夫婦に木の芽峠方面はどちら?と尋ねると「自転車で木の芽峠なんて行けない行けない、行っちゃ駄目よ!」と注意された(笑)。翌日2回も走るだなんて、絶対に言えない~。
木の芽峠方面へちょっと確認すると、前方に自転車の姿が。19時までの前日受付に行くつもりだとのことで、同じように道に迷ったあげく、恐る恐る走っていたところみたい。ワタシは行くつもりはないので、いってらっしゃーい。とお別れした。
その後、敦賀の街を30分ほどぶーらぶら。金ケ崎城とか天筒山とか戦国時代の妄想タイム。もう気分は戦国武将だからね。おそらく家康タイプに思われるが実は信長かもしれない。最近(今も)織田信長の本を読んでたのは全くの偶然だが、栃の木峠、敦賀、賤ヶ岳(しずがたけ)など、このイベントで走る場所の多くが、戦国時代にゆかりの地なんだときづいて、なかなか感慨深いものだわさ。
きらめきみなと館近くのモニュメント。

チェックイン時刻迫る。コンビニで当日の朝ご飯と補給食などを買って、チェックイン。すると宿の前でさっきの自転車さん。なんと同宿。奇遇ですね。前日受付に行くのははあきらめたのだとか。スキー場まで上ったら、おそらく戻ってこようとは思わないでしょうしね。
しばし休憩してから、敦賀の駅周辺を徒歩でぶらついた。宿に帰ってきて、前日にパンクしていたからふと気になって後輪を触ると、なんと、明らかに空気が抜けている。ありゃりゃりゃりゃ。わわわわわ。
早速チューブ交換。携帯ポンプで空気をスコスコ。それなりに入ったところでCO2をブシュ!しかし上手く入り切らない。多分走れるとは思うが、気になる。やめときゃいいのに、携帯ポンプでエアを足す。そしてエライことに。
なんと、バルブが折れてしまった。

リムナットの締め忘れでバルブに変な力がかかってしまったようだ。
かなりやる気を失う。あとは軽量チューブとパッチをあてたチューブ。パッチあては信用ならないので軽量チューブを選択(これが不幸を呼ぶ)。
宿のご主人が出てきて、お話してくれる。自転車の事、自転車が多い理由やイベントの内容などいろいろ。おかげで少し心落ち着く。
もう携帯ポンプは使わないことにしたが、さっきのカートリッジの残りで空気を入れてから、新品のカートリッジを使った。だからやっぱり適正な圧まで入らない。今や「気付けよ」と思うのだがこのときは全然気がつかない。とにかく走れなくはないから、翌日はこのまま会場まで行き、何とかなるだろうと思うことにした。
「やばいな、明日、本当に走れるのだろうか?」とかなり不安になったが、考えてても仕方がないので、酒飲んで寝た。
最近のコメント