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2010.10.23

気分は「サヨナラたこフェリー」で淡路島を一周してきた

たこフェリー廃止決定。なくなる前にもう一度乗っておかなきゃと、あわいち行ってきた。ま、別に自転車で一周しなくてもいいはずだけど、自分にとってはセットメニューなので仕方がない。「たこフェリーfor自転車で淡路島一周」、もしくは、「自転車で淡路島一周withたこフェリー」。乗船時の「はい、自転車は先に入ってくださーい」ってのがちょっとうれしいたこフェリーだから。4回目だけど、実はソロは初めてですな。

始発で淡路島に入り、6時に岩屋を出発、道の駅うずしおで淡路島バーガー、道の駅あわじで穴子丼を食し、13時半頃のフェリーで明石帰着・・・との計画でしたが、そうは問屋が・・・

自宅を4時45分頃出発。

暗闇の中たこフェリー乗り場へ到着。始発はロビーもデッキも人が多く「ああ、これが最後のたこフェリーかな」みたいな雰囲気が漂ってたかも。

たこフェリー。最後の一隻。これに乗る。

客室内中央。この後人でごった返す。

デッキ後方より。まだ暗い。

まだ暗いうちに明石海峡大橋の下をくぐる(※明るさ補正済)

岩屋港に着くころ東の空が朱に染まっていた。

岩屋港では、乗船と同じく自転車が最初に下船する。しかし、後から道幅いっぱいの大型トレーラーが次々出てくる。実際何台乗っていたのかわからないけど連なる様は大蛇のよう。これに追いかけられるのはちょっと勘弁と、10分程、出発見合わせ。

怖くて出発できない。

洲本までは肌寒かったが30km/h超えペースで快調。途中、チタンかな?細いホリゾンタルフレームの方にバキューンと抜かれた。「こんにちわ!」と声をかけられて、「うわ!メッチャはやい!」と答えてしまった。「一周ですか?」と聞かれ「はいそうですよ」と答えたら「ボクも一周なんですよー」と返されたけど既にギュンギュン前へ。もう遠ざかり方が絶望的というか唖然とするというか・・・。

その後、洲本の吊り橋を過ぎ、旅館が建ち並ぶところの坂で、今度は自分の登坂能力の無さに唖然とする。ここはスイスイ行かないとダメなんだがな。走り方を忘れてしまったようだ。さてパラダイスはどうなることやら。不安と共に坂を下り、ファミマで休憩。ほっと一息ついておにぎりとクエン酸飲料補給。トイレ待ちで時間を食って予定よりも遅れ始めた。

この後上りが待ってます(実際にはもうちょっと奥から)

さてさて、とうとうやってきたパラダイスへの上り。恐る恐る登るが登れない。いや、登れるけれど楽しくない。踏んでみたり、回してみたりで、なんとか、なんとかクリアしたが、真剣に体重を恨み、心の底からツーボトルを後悔するというヒルクライム。

ぜいぜい。もういや。これ以降は激下り。下りも怖い。

ぜいぜい言いながら、最後のピークで休憩してたら、後ろから大きな荷物を積んだ年配の方が到着。「旅行ですか?」としばしお話。三日間で淡路一周をしていて、その二日目の走り始め。今日は慶野松原まで走って宿泊予定だとか。いやほんと、楽しいひと時をありがとうございました。

パラダイスの上り初めに「この時期、水仙が見頃です!」とか書いてあったが、今は秋。南淡路水仙ラインにも当たり前だが水仙はなく、道は相変わらずガタガタでちょっと面白味に欠けたな。海は壮大に左にあったが、横を向いて走るわけにも行かんのでね。

完全フルコース(変な日本語ですが)のつもりなので、福良へは吹上浜方面へ入り、押登岬を登って稜線を走る。途中までは道を間違えてるんじゃないかとドキドキしたけど合っていた。若人の広場辺りからは鳴門大橋がきれいに見えたが、時間が気になり始めたので素通り。一気に福良へダウンヒル。

遠くに鳴門大橋が見える。

福良のローソンで休憩。4人組のローディがちょうど出発するところだったので会釈。コーラとチキンをはさむパンで補給。後から考えるとこれ余分だったかもしれない。10分くらいで道の駅うずしおへ向けて再出発。カップルでサイクリングの人が並走しながら前をゆっくり走っていたので、挨拶して抜いた。なんせ淡路島バーガー食って穴子丼食って午後3時からの世界選手権を自宅で見るため急いでいるんだ。一人だって寂しくないぜ。。。と、がんばってみたら、道に迷う。看板に「←鳴門、洲本」と書いてあって、「何あほなこというてんねん洲本には戻りたないわ」と右へ行ってしまったのが原因。正しい道(県道25号線)に復帰すると先ほどのカップルが自転車押してた。「たびたびすんませんー、道間違えたわー」とどうでもいい言い訳をして笑われた。この辺りでリアの変速が微妙に変。たまに変速がキチンと決まらない。そういえば水仙郷辺りから変だったかなとも思う。ま、チェーンが伸びてきたせいだと決定して道の駅うずしおへ。

道の駅うずしおには、福良のローソンで会釈した4人組がいてはった。とりあえず到着してすぐに淡路島バーガーを注文。いのぶた旨かったとつぶやいて即座に退散。なんせ急いでいるのだ(もういい)。西海岸への分岐点までに先ほど笑われたカップルに挨拶。やはり笑われていた模様(笑)。他にも何名かのローディーとすれ違って挨拶した。

いのぶた。

この後西海岸へ向けてズリズリ上ってグダグダと下る。急峻な坂道は最後だと思うと割と気楽に上れたかも。気持ちの持ちようというのも大きいものかな。で、弁天島近くで再び道を失う。この辺は地図で見ても迷いそうな雰囲気がプンプンと漂っているのだが、対策がない。ま、なんとか後戻りせず県道25号線へ。そして北上

県道25号線では時折それなりの向かい風を感じながら、平地で28km/hのペース。急な坂はないが細かいアップダウンを繰り返す。程なく慶野松原を通過。ツアラーのおじさんの宿泊予定地と思い返す。三日かけて淡路島一周ってのもいいなーと思ったり。

そして運命の五色町。前方のちょっとした上り坂を見て「そろそろ細かいアップダウンも終わりやな」と思い、シフトダウンしたが、ローギヤに入らない。いや、入らないどころかレバー位置がローなのにチェーンは15Tにかかっとるぞ。「あ、あかん、これあかんわ」と顔面蒼白。一旦シフトアップしてから再試行すると「ぶちっ!」と世の終わりみたいな音がしてレバーがスカスカ。リアシフトワイヤーが切れちゃった。あーあ。あー終わった。今日のサイクリングが終わってしもた。五色町の都志の南、焼肉屋の前、焼肉屋にシフトワイヤー売ってませんか?と押しかけそうになったが営業前で自粛。。。

福良辺りで感じてた妙なシフト感は、ワイヤーが切れかけていたことによるもの。実は今までも3000kmほど走るたびにSTI内部でワイヤーが切れていた。しかし、今使っているワイヤーはそれ以上走ってなんともなかったので気を抜いていたんだな。これ、個体差はあると思うが、TIAGRAのSTIに特有の現象らしい。やっぱアルテグラにするかねーと変に笑顔でヨダレ・・・。ま、よだれを拭いて、しばし首を垂れ、身に降りかかる不幸に打ちひしがれた後(15秒くらい)、切れたワイヤーとアウターケーシングを抜き、リアディレイラーのハイ側のネジを締めこんでチェーンを17Tに掛けた。12-25Tの9枚のうち中間のギアなのでこれを選んだが、実は19Tのほうが楽だったかも。この期に及んで下りで踏む必要は無いから。

50x17Tと39x17Tの2段変速の自転車はいかが?

とにもかくにも修復完了。再出発直前に青いジャージのソロローディが駆け抜けていった。「こんちわー」と挨拶。「まさか2段変速自転車が完成した瞬間だとは思ってないだろうなー、えへ」とバカなことも考える。とりあえず目の前の坂へ。34-17Tでダンシングすればなんとかなる事を実感。下りで無意識にシフトレバーを操作するがスカスカなのは変わらない。

ワイヤーが切れるまでは、道の駅あわじに寄らなければ13時半のたこフェリーに間に合うと思っていたが、さすがあきらめた。この後、目の前に25km/hペースで流すカステリの高そうなジャージのローディに追いついた。こちら気持ちの良い速度が28km/hくらい。でも、現在二段変速なので上りで失速必至なので抜きたくない。実際、50-17Tで25km/hってケイデンスがあれなのでしんどいのだ。意を決して抜く。挨拶して抜く。ごめんねの意味で「ワイヤー切れちゃったー、ワハハー」と明るく言い訳して抜く。がんばりたくないががんばるのだ。がんばって28km/hを維持する。だってあなたは25km/hの人でしょう・・・で、久しぶりに現れた信号で停止していると、向かいのコンビニへ消えていかれた。うーんやはり後ろに付かれていたか。まーええけど。

この後も淡々と走る。14時のたこフェリーには乗りたいなと思いながらも、道の駅あわじで穴子丼を食っている微妙な時間になってしまう。急いでみるが、踏めない状況。北淡町に入ってどんどん向かい風がきつくなるのだ。アウターでは踏めないし、インナーでは回らないという、どうにも歯がゆい状態だ。明石方面からたこフェリーがやってくるのが左に見えた。予定通り行けばあれに乗って帰るのだろうが、間に合うのか?どうなんだ?

もうすぐだが、向こうに乗るべきたこフェリー!?

14時過ぎになんとか道の駅に到着した。さぁ穴子丼はどこだ!と探すも以前の場所にない。ないないない。あーなーご無い!仕方がないのでたまたま見つけた淡路島牛丼を食す。で、これがめちゃうま。いわゆるY野屋とかSき屋とかの牛丼とは違う。焼肉をご飯に乗せた感じだが、ホントに旨かった。って非グルメ代表のワタシが宣伝しなくても十分有名。宣伝は中断して、時間がキニナルから急いで食べてご馳走さま。たこフェリーへGO。14時20分を過ぎた!急げ!

淡路島牛丼。理屈抜きに旨い。

14時半に岩屋港着。しかしフェリーへの乗船が終わったところで次のを待てと。あれ?時間的におかしい。実は乗船が終了したのは1時台のフェリーで、30分遅れなんだと。知っての通り今やたこフェリーは一隻しかなく、あれが明石へ行ってまたこちらに帰ってこなくちゃならんわけだから、次はおそらく15時半以降になるでしょうと。牛丼食ってなければ間に合ったかもしれんが、旨かったから後悔はない。できればもっとゆっくり食いたかったな。

ああ、あれに乗りたかったのに。

待合で一時間は強烈に暇なのでサイクリストをナンパ。峠無しの70kmショートカットコースを走ってきたUさん。実は近所に住んでることが判明。若い頃はツーリングなどで乗っていたが、半年前に自転車買って再びサイクリストに。帰路ババ込みのたこフェリーに驚きながら、楽しくお話させてもらい、明石からも浜の散歩道をいっしょにゆっくり帰宅した。

ロビー中央。一隻なので朝と同じ船の同じ場所。

で、全体通して反省文。とにかく体重が重すぎる。金かけて自転車を1kg軽くしても3kg太っては元も子もない。とか言いながら太って帰ってきたのだが(食いすぎw)。そして、ヒルクライムには速筋だけでなく遅筋も鍛える必要アリですな。じっくりと力を出す必要があるみたい。それからロングライド時は直前に自転車の細部までチェックが必要。とくに目に見えなくて重要なワイヤー類。さらに後ひとつ、この時期ツーボトルは必要ない。淡路島は洲本から福良までを除けばコンビニが多数あるのだから、ある程度安心していていいはず。

ま、たこフェリーに乗れたし、いろんな人に会えたから満足ではある。できれば廃止までにもう一度乗りたいが、時間ができればということで。

あそうそう、来週開催の「淡路島ロングライド」ですけど、既に島内の道路情報の掲示板に「10/31は自転車イベント 自転車多い」みたいな表示がいたるところに出ていて、ワタシは参加しませんけどなんかちょっとうれしいような恥ずかしいような気分になりました。

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コメント

あにき、楽しまれたようでなにより。
原付のヒトはもう未来永劫、本土に乗ってイケなく
なるんでしょうねぇ、、、。

ロラおとこアニキ、コメントありがとうございます。
淡路島で原付が独自の進化をとげたらどーしよー。
ガラパゴス原付!

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