ひとりで出来た!
自閉次男君、6歳にして、やっと本日自分でお尻を拭けました。あ、お食事中の方すみません。でもそんなの気にしていられないからさらにゴメン。
夕方、トイレから次男君が出てきて「ボク、お尻拭いたよ、ひとりでデキタ!」と嫁に報告。別の部屋でそれを聞いていたワタシも部屋を飛び出して「すごいねー」と反応したが、最初は正直半信半疑。
しかし、嫁によると「確かにその形跡が・・・」と。いや、お尻やパンツにどうのこうのというのではなくてね。ウェットティッシュを使った形跡があったらしい。次男は小さな頃(障害に気づく前)に普通のトイレットペーパーを嫌ったので、今でも赤ちゃん用のお尻拭き(ウェットティッシュ)を使っているんですね。事が済んだら、家族にしかわからない暗号(ま、赤ちゃん語みたいなもんです)を彼が唱えて、家族がトイレに駆け込んでいたわけ。
身体障害ではないので、能力は以前から備わっていたはず。ただ、その意欲がなかった。一般的には、ウェットティッシュの件も含めて、「甘やかしている」と映るかもしれないが、自閉症である彼にとっては、一旦覚えてしまったやり方を変えられるのは一大事。
といって、こういった「普通と違う」事(少しイヤな表現ですがw)、特にトイレ等のことは、からかいの対象になりやすいそうで、気になっていました。来年から特別支援学級に通う予定ですが、健常児との接点はたくさんあるし、そもそも子供は正直故に残酷です。
なので、最近は家の中で「小学校に上がるまでにこれが出来て欲しいなー」という話題が多く、つい先日も「自分で拭けたらうれしいな」と嫁と話したところだった。彼は文字を読めるので「目標を紙に書いて掲げておこうかね」とも。そして、そのとき隣にいた次男に「チャレンジしてね!パパもママもうれしいよ!」とお願いした。「こうしなさい!」はほぼ反発するし、「こうしなきゃダメ!」はもう大騒ぎだから。。。ややこしいでしょ?難しいんだよホント。
家族が大好きでみんなニコニコしてるのが大好きな次男君。もしかすると、これを聞いて「少し頑張ってみようかなー」と思ったのかもしれない。そうであればなお嬉しい。
まだまだいろんなことがあると思うけど、今後も無理せず、楽しくゆっくりでいいから成長して欲しい。
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