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2010.12.09

マイクの気持ち

電車のホームで真後ろに並ばはったサラリーマンさん二人組の声が、妙に近くてうるさく感じ、文庫本に目を落としても摩擦係数ゼロで文面をなぞる。それほど大きな声とも思えないが、音圧が高いというのだろうか、頭の中には会話の内容ががんがん押し入ってくる。

話の内容は「このまえ、自転車でアワイチ行こうとしたんですけど、洲本過ぎたら山があるので無理やと思って迂回して100km走ってきましたー」てなこと。「おお、自転車乗りか、何乗ってるの?」とか質問が自動生成されてしまう。文庫本は空回り。

どうやら彼ら、互いに顔を合わさず前を向いてしゃべっていて、真後ろの人の間合いがかなり狭く、おまけにワタシより10cm程度背が高いのだろう、彼の口は、ワタシの耳の高さに近い。

わしゃ、マイクかと。

少し遅れてやってきた電車はいつもより混んでいて、乗車してもほぼ位置関係が変わらず会話は続く。小説は中盤に差し掛かり、ストーリーがぐんぐんと加速していくところ。カンベンして欲しいが、振り返って文句を言うわけにも行かない。

結局、視線は同じところを何度も素通りするばかりで駅に着いた。

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コメント

声質によって耳にやたら声が入ってくる人っていますよねw ある程度の雑談ぐらいはしかたないですよね><

のりさん、コメントありがとうございます。
どちらかというと「ええこえ~」でした。
耳との相性かもしれませんね。

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