« 緊張と緩和 | トップページ | こ、これくらいにしといたる(汗) »

2011.03.18

次男幼稚園三百四十四日目(完)

自閉次男君、晴れて幼稚園を卒園。必要以上にめでたい日。

思えば2年前、「はたしてこの子に集団生活が可能なのだろうか?」と疑いながら、入園式へ彼の手を引いたのだった。

当時はまだ言葉による意思表示もままならず、要求が通らないと泣き叫び、気分が乗ってくればところかまわず勝手気ままにどこかで聞いた風な歌を歌う。そんな状態。親は彼の発達障害についての知識と経験が絶望的に乏しく、日々困り、迷い、悩み、ふさぎこみ、外では自分で作り出したと思われる偏見の眼差しを避けて歩いた。

しかし、この2年間で彼は目覚しく成長した。どこやらのセンセに「発達障害に効くツボ」を押してもらったわけでもなく、どこかの神様とやらにお金を払って祈祷してもらったわけでもない。彼は他の誰とも同じように自身に備わっている力によって成長した。そして親をも成長させてくれた。彼の「違い」を受け入れ、理解しようと努めることで、優しくなれたと思うし、強くもなれた。

表題のように幼稚園には2年間で344日通園したようだ。中耳炎、ノロウィルス、インフルエンザ、おたふく風邪、とお休みした日数も多いが、楽しい幼稚園生活だったようだ。

彼は素晴らしい絵を描くようになった。平仮名、片仮名、簡単な漢字、ローマ字の読み書きができるようになった。太鼓と鍵盤が大好きで、Jazzでしか使わないような複雑なコードを12音階で即座に鳴らせる。簡単な足し算も引き算もできる。

ただし、興味を持ったときだけw。

だから、小学校は特別支援級へ行く。大きく成長したけど、障害がなくなったわけではないから、彼が過ごしやすい場所を選択。落胆も悲観もなく「進学おめでとう」だぜコノヤロウw

「障害」とは「足りていない」ということ。「病気」とは本質的に違うもの。足りないところがあれば、それをサポートすればなんてことない。そしてそれは、健常者でも同じ事。人は一人で生きていくわけではない。

だから「みんないっしょ、ゆっくりいきましょ」と、そういうこと。

« 緊張と緩和 | トップページ | こ、これくらいにしといたる(汗) »

ゆっくりいきましょ」カテゴリの記事

コメント

次男君、卒園おめでとう!
そして小学校への進学おめでとう!

AUenoアニキ、コメントありがとうございます。
どんどん前へずんずん進んでほしいですわー

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/94026/51157353

この記事へのトラックバック一覧です: 次男幼稚園三百四十四日目(完):

« 緊張と緩和 | トップページ | こ、これくらいにしといたる(汗) »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
フォト

Google AdSense

銀の弾丸

無料ブログはココログ

他のアカウント