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2013.12.03

「君に友だちはいらない」瀧本哲史(著)講談社

表紙は「七人の侍」のワンシーン

「えっ!?」と思うタイトルですが、実は「チームアプローチ」について書かれた本。「チームワーク」ではなく「チームアプローチ」。

高い目標を達成するために、馴れ合いの「友達」は不要。でも、良い緊張感を保った「チーム」は必要。そんな「(意識高いだけじゃない)チーム」とはどういうもので、どうやれば作れるのだろう。推進力を失ってしまった日本にもう一度力を取り戻すために、今何が必要で、どう考え、どうすべきなのだろうか。と、このあたりが主題でしょうか。

おそらく10代20代の人向けに書かれているんだろうなとは思いますが40代半ばでも問題なし。豊富な話題で一気読みしてしまいました。先日足を怪我して、自宅で本でも読むしかないって状況も関係してるかもしれませんが(笑)、いやしかし、なかなか元気が出る本ですよ。

著者は、SNSで大量に(見境無く)「つながる」ことは、無駄、無意味であると説く一方「ウィークタイズ(多種多様で弱いつながり)」の重要性を実例を交えて紹介している。一見矛盾があるように思えたが、要は「SNSも使いよう」。つまり道具の使い方を間違えるなということだろう。ウィークタイズは、手段にとらわれない信頼できる「つながり」の実体なのだから。

この本を読むと、結構簡単に既成事実の罠にとらわれて、しかも自覚が全くない自分に気付きます。栄えある未来を迎えるためには、その罠を知り、それを避け、時には脱出できなくてはならないのですが、この本は、その対策を、論理的、且つ具体的に示してくれる指南書のように思えました。ありがちな罠にとらわれている方が実は楽なんだけど、それでは結局何も実績を残せないし、未来はない。よく知った場所から飛び出していく「勇気」も少々奮い立たせられるような気がします。

著者はとても冷静な人なんだろうと思って読み進めましたが、最後の数ページの熱さは、なにかちょっと目頭が熱くなりそうな雰囲気で、心拍数が上がりました。

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