「こんにゃくえんま」と「塩地蔵」(源覚寺 東京都文京区小石川)
半年前、長男さんの就職先を地図で確認していて、ちょっと気になる名前の交差点を見つけました。
その名は「こんにゃくえんま前」。ほら、気になるでしょ。
コンニャクエンマ?・・・前?というからには、目の前に「こんにゃくえんま」なるものがあるはずですが、そもそも「こんにゃくえんま」ってナンダという・・・
地図で見ると、交差点の西に、源覚寺というお寺があるのがわかりますが、ここに閻魔(えんま)様の坐像があって、これが「こんにゃくえんま」なのだそうです。こんにゃく界では結構有名なんでしょうかね。仏像としても古くて貴重なものらしいです。
その昔、こんにゃく好きのおばあさんが目を患って、大好きなこんにゃくを絶って治癒のお願いをしたんですね。「こんにゃく好きのおばあさん」ってところで既に特殊な設定が行われているのですが、とりあえずスルーで。
「御百度石」がありましたので、こんにゃくばーさんも御百度参りしたのかも。とまあ、一生懸命お願いしていると、閻魔様が、ご自分の目を犠牲にして治してくれたそうなんですね。やるじゃないか閻魔様。
それ以来おばあさんは、大好きなこんにゃくをここに供え続けたのだそうで、それで史上初の「こんにゃく」と「閻魔様」の異種コラボ完成。世の眼病撲滅に一役買っているそうです。。。こんにゃく自体が目に良いとかそういうことではないのですね。なるほどー。
この言い伝えを聞くと、来る日も来る日も「こんにゃく」を供えられて、とりたてて「こんにゃく好き」ってわけでもない閻魔様苦笑・・・みたいな絵も浮かびますが。ま、好きだったのかもしれませんけどね。
自分もド近眼で、かつ眼圧が高くて緑内障リスク有。軽くお願いしておきました。
閻魔様のお堂の向かって右隣には、塩に埋もれた「塩地蔵」なるものがありまして、ヴィジュアル的にも凄かった(笑)。これはまたこれでドラマがありそうですな。
ちょうどお彼岸で参拝されている方が多かったです。また、スマホのカメラの調子が悪くて、時間も無かったので、あまり写真が撮れなかったのが残念無念。また今度ゆっくり行ってみたいですわ。
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