次男君が本日唐突に「自転車に乗れたらいいな・・・」と言った。
クレヨンしんちゃんの映画を見ていて、そんなシーンがあったからかな。
小学校に上がる前は、補助輪付きの自転車が大好きだったけど、その後はとんとご無沙汰。
少し控えめに様子を伺いながら言うその姿を見て、ふと、普段から「やってみたいなあ」と思っていることでも、黙って諦めていることが多いのかもしれないと思った。
「やりたい」といったときの周囲の反応が気になっているのかもしれないし、単に自信がないだけなのかも。
結構複雑やな。自分でも覚えがある。気になりだしたらずっと気になる。そんなこと気にしなくてもいいのに。
それから、なんとなく、自分に障害があること、少し他の子たちと違うこと(みんな違うんだけどね)に、気づきはじめているのかもしれないと思った。確証はないが。いろんなことがつながりはじめて、理解が深まってきたということかもしれない。
これはネガティブな側面ばかりでなく、逆に、もしかすると大いに良いことなのかもしれない。少なくとも精神的に成長している証拠だと思う。
なんでもやってみれば、結果がどんなふうになっても、それはそれで楽しいものだ。結果だけでなく、プロセスだって楽しいのだから。
みんなと同じでないといけないなんてルールはないし、やらないのも選択肢の一つ。でも、やってみたいと思うことは、臆することなくやって欲しい。だから「やってみたいと思ったことは、なんでもお話、してくれな!」と伝えたけれど、うまく理解してくれただろうか。
そのうち楽しくなりそうな気がしてきたけど、今まで期待通りになったことは、あまりないな。それでも楽しいことばかりだった。
こんな一件でも色々考え、将来への希望や不安やいろんなものが交錯する。お得なのかややこしいのか。
とにかく、なんでもかんでも悲観的になる必要はないし、今までも、一つ一つ、本当にユックリ、でも突然、成長してきたのだから、これからも楽しいことがたくさんあるのだろう。
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