バック・トゥ・ジ・80's
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が公開されて30年。
2015年10月21日は、マーティ・マクフライが1985年からデロリアンに乗ってタイムスリップしてきた日だ。 実はなぜか10月15日と思い込んでて「もういくつ寝ると・・・」と書き始めてしまったが、微妙なタイミングを承知の上で、そのまま書いとく。
photo credit: LEGO De Lorean デロリアン via photopin (license)
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マーティが2015年にやってきたのは1989年公開の「バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ」ですね。物語としては1985年が基点として進行しているから、30年後で合っているのですが。。。時間物はヤヤコシイ。
Ⅰの公開当時は高校生。山間部から鉄道で1時間半かけて映画館へ。友人と一緒だったか一人だったか記憶が曖昧。
テーマ曲はヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「パワー・オブ・ラブ」
とりたてて映画好きということではなかったが、おそらくMTVで視聴して「これは見に行かないと」と思ったんだろう。当時の情報源はテレビとラジオ。映画自体の情報もどこかから流れていたのだろう。
MTVは、地元では確か平日の夕方に放映されていたように記憶してる。 夕にゃん見るかMTVかみたいな問題があった(笑)かも。
マイケルジャクソン、マドンナ、Wham!、A-ha 等々、当時は全部「ロック」と認識してた。 高校生になって少し視界が広がって、身近では匂いすらしなかったが、テレビやラジオからエライ勢いで流れていた異国文化を、スポンジで吸い取っていたような感じだった。そのうち数パーセントは身になったかもしれないけれど、ほとんどは、スポンジ絞って「じゃー」と流れ出てしまったが。
当時の曲を今聴いても、その音圧に新鮮味は感じないが、今でも同じような楽曲は多くあって、全体的に大きな変化は無いのだなと、妙な安心感を感じる。
それに比べて、コンピューターを取り巻く世界はこの30年で大きく変わった。ホビー用途ではまだパソコンは8ビットで、一部のマニアしか持っていない。業務用でも16ビットから32ビットへ移行する前段階ではなかっただろうか。
この映画の当時は、ホバーボードどころか、一般的に携帯電話なんて普及していなかった。 カセットテープからCDへの移行期で、DVDは存在していない。 メールやインターネットは、ほとんど誰も認識していないし、一般的に遠隔地のパソコンと通信するという感覚がなかったはず。
まさかパソコンで映画が丸ごと見れるなんて、具体的に想像できなかった。その必要があるとすら思えなかったなあ。
それなのに、未来を描いているこの映画に、古さを感じないというのには驚きです。思ってる以上に緻密に作られたということかもね。
いろいろ感慨深い。
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