変拍子でお送りする「アンドマ・ジンバラ」光明真言
義父の初めての月命日でした。あれからちょうど一ヶ月。お昼前に、お寺でお経をあげていただき、夜まで、家内の実家でにぎやかに。
photo credit: Crossed Golden Rectangles via photopin (license)
家内の実家は真言宗です。
お経の中に「アンドマジンバラ~」という、あのフレーズが繰り返し出てきます。
これは「光明真言」というもので、私は以下のように耳で覚えてしまいました。実はいろいろ間違いがありますけど、それは後ほど。
アンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン・オン・アボ・キャベイロ・シャノウ・マカボダラ・マニ
これはイケてる変拍子
これ、リズム的に変拍子なんですね。1小節目は普通に4拍子ですが、2小節目は8分の9拍子。8分音符がひとつ多い。以下、小節に区切って、拍頭を強調して書き直しています。
|アンドマ・ジンバラ・ハラバリ__タ__ヤ・ウン|オン・アボ__・キャ__ベイロ・シャノウ・マ__カ__ボダラ・マニ|
1小節目の4拍目裏の「ウン」と、2小節目の3拍目裏に「マカボダラ」のマが16ビートで入ってくるところがカッコイイ。そして、その後5拍目の「マニ」直後、予想外に半拍早く次の「アンドマ」が始まる。変拍子たまらん。
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裏打ち、もしくはバックビートへ
しかし、私、上の句(?)と下の句を取り違えていました。
「アンドマ」から始まって「マニ」で終わると思っていたのですが、実は「オン」で始まって「ウン」で終わるらしい。
これでは、先に書いたリズムの解釈を変えなくてはならなくなった。 小節丸ごと入れ替えれば、大きな問題は生じないように思いますが、2小節の最初の小節が変拍子だと、繰り返しているうちに先頭を見失いそうになります。
ですから、リズムの解釈は敢えてそのまま、最初の小節を4拍子、2小節目を8分の9拍子とすると・・・
|オン・アボ__・キャ__ベイロ・シャノウ・マ__カ__ボダラ|マニ・アン__ド__マ・ジン__バ__ラ・ハラ__バ__リタヤ・ウン|
と、2小節目に裏打ちっぽいバックビート的な(スカ?)リズムが出てきて、グルーブ増しちゃった。弘法大師スゲエ。
マントラ
ところで、単語の区切りにも間違いが。
なんと、
オン・アボキャ・ベイロシャノウ・マカボダラ・マニ・アンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン
だそうなんです。承服しかねるが、真言なので仕方が無い。
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