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2015.10.28

「旅のラゴス」筒井康隆

ふと入った本屋で、平積みされていたのがコレだった↓

旅のラゴス (新潮文庫)
筒井 康隆
新潮社
売り上げランキング: 266

「旅のラゴス」筒井康隆

出会い

その手前には、2日前に読みきったばかりの「陽気なギャング~」が同じく平積み。 「なるほどそうか、そうだろう、そうだろう・・・」と、なんだかうれしくなって、奥を見たら「筒井康隆」です。そらもう買うでしょ、読むべきでしょ。

「嗚呼、これが本屋の不思議な出会いなんだよなあ・・・」と、妙な感慨にふけりながら即購入です。ひょんなことから芋づる式。自分的には「続々出てきてゾクゾクします」とか言いたいくらい。

結構古い本ですね

この本が書かれたのは昭和61年とのこと。ドタバタ・パロディ・ショートSFこそが、筒井康隆さんの真骨頂だと思っていたので、実は全く読んでいない部類のお話でした。

こんな雰囲気

超能力的なものがフィーチャされるけど「時を駆ける~」とか「七瀬~」とかとは違う。ふわっとしていて女性的なそれらとは別方向。どちらかというと無骨。話がつながっているようなそうでも無いような不思議な感じがありますが、「虚構船団」のように実験的なお話ではありません。

壮大で落ち着きのあるドキドキワクワク大人の男のファンタジーといった感じかな。

「さてこれは小松左京っぽいですか?」と聞かれたら、「いやこれどうみても筒井でしょ」と答えられそうな雰囲気です。無骨だけど無骨すぎず、そんなに理屈っぽくはないいった風で、自然に読み進められますね。

こういう内容(だと思った)

誰しも自分の意思で生まれてきたのではないけれど、望みや希望や欲求があって、しかし義務やしがらみもあり、あるときは軽く成功するけど、ときには酷い失敗から抜け出せなかったり。まあ、だいたいそんなに格好良くは行かないなあとか。自分も含めて世の中には、いろんな人がいて、それぞれの時間軸でバランスをとりながらやってるんだよなあと。でも、自分にとっての時間は有限なんだよなあ、、、みたいな。

根底に「アフリカの爆弾」とか「急流」の世界観が流れているようにも思いました。

次なに読もう

この本きっかけで、筒井康隆さんの著作をいろいろ調べてみた。 以前途中で読むのをあきらめた「パプリカ」が結構高評価を得ているようだ。 もう一度読んでみようかな。

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