変えてはいけないもの?
お昼のテレビで古い時計台のメンテナンスを3日に一度やっている人が言っていたんです。
「変えてはならないものがある」と・・・
自分も自分の仕事について「こうでなきゃならない」というこだわりはあるから、こう話されたご本人を責めるつもりはないのです。でも、テレビで万人に向けて放映する内容としては、あまりにセンチメンタル過ぎやしないかなと。
人間が作り出してきたモノや技術や困難や利便性との戦いを、ありのまま後世に伝えるのは重要だと思うんだけど、それはやっぱり博物館とか教育機関で管理・維持するものであって、第一線でサービスを行うモノを近代化せず、古い手法に固執することが、それほど大切なこととは思わない。
需要と供給何処行った?それって自己満足ですよね?と。
そこに先進の技術が注ぎ込まれているかといえば、そうではないだろう。 正確に時を刻む時計なんて、そこら中にあふれている。 3日に一度、手の感覚に頼った職人技(それは本当に繊細なものだと思います)でメンテナンスをしなければ、そのうち正確に動かなくなるかもしれない時計って、あってもいいけど一般的には手間かかりすぎ。
人類というか生物は、何億年という昔から、古いものを新しいもので塗り替えながら、現代まで生き抜いてきたのだと思う。今現在は自分たちが請け負っているわけだけど、たかだか100年か200年前に生まれたものを以って「変えてはならないものがある」とは、冷静さを欠いていると思うのね。
「変えてはならないもの」って、前へ進む心意気だと思うんですよね。
- 運動:ロード6.6キロ。
- 今日のポンコツ:玄関前で滑ってコケかけた。踏みとどまったが左の大腿四頭筋の一部に瞬間的に大きな負荷がかかり、軽く負傷。十分歩けるけど、もも上げとサッカーのインサイドキックの動作で軽い痛みが走ります。カラダは複雑やな。
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