« 既にレースは始まっている | トップページ | お天気回復メニエール »

2017.09.05

次男の戦略

You will never walk alone...

所用で有給とっており、朝は自力通学の次男の後ろを歩いてバス停まで見届けた。先週金曜、家内が後ろをついて行き、行く手を塞いだ気の利かない自転車に憤慨していたので気になって。

出発直後、踏切の音が聞こえたので、ジリジリ歩きながら電車を確認(笑)していたけれど、その後は何度か振り返りながらも小道から出てくる自動車をキチンと待ってしっかり歩けて予定通りにバス停到達。

おそらく頭の中は周囲の情報を取り込んで、細かな判断をしなくちゃならんとフル回転。 不安でいっぱいかも知れないが、状況変化に対応しながら、今までできなかったことをできることへ転換しようと学んでいる最中なのだから、手出しは無用。頑張っていた。

家内が先日憤慨していた進行方向に直交する歩行者信号のある場所は、通勤通学の多くの人が細い歩道に溜まっているので、スムーズには通れない。

そこで次男は、目の前の信号は青だけど、直交する歩行者信号が青になるまで待つ作戦。 待ってた人が全員渡って、いなくなったら、進行方向が青になるまで待ち、悠々と渡っていった。 なにかブツブツ言っていたのだけど聴き逃した。そうする理由を説明していたのかもしれない。

確かに良い戦略だと感心した。通常ならば「スミマセン、通して下さい」と伝えて通してもらうのが正解かもだが、次男のやり方もひとつの解ではあるし間違ってはいない。

歩く様は、まだ少しおぼつかないが、あれだけ不安と戦いながら考えながら歩いているのだ。 徐々に慣れてくれるだろうと確信している。 できることが、ひとつ増えると、相乗効果でまたひとつ、と広がっていくはずなので。

事実、最近は他人に対する気遣いを見せることがある。 エレベーターでドアを開けて待ってあげたり、ボタンを押してあげたりと。 「え!自閉症なのにそんなことできるの?」と変な驚き方をしてしまった。 ついうっかり「えらかったね」と褒めると「え、なにが?(できて当然じゃないか)」とふてくされていた(褒められるの大嫌い)。

既に家の中では一番背が高くて、一番ゴツいし、声と後ろ姿が長男そっくり。 5m先、大きな背中の不安そうな歩きっぷりに、思うところがたくさんあった。

今後もどんどん基本的な生活能力を獲得していければいいな。

今まで通り、慌てずゆっくりでいいけどね。

« 既にレースは始まっている | トップページ | お天気回復メニエール »

ゆっくりいきましょ」カテゴリの記事

発達障害」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/94026/65753520

この記事へのトラックバック一覧です: 次男の戦略:

« 既にレースは始まっている | トップページ | お天気回復メニエール »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
フォト

Google AdSense

銀の弾丸

無料ブログはココログ

他のアカウント