ラストサムライ(2003年)トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪
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テレビで一度見た記憶はあるが、全然覚えていなかった。
明治維新後、日本国が近代化へ向かうさなか、1000年の歴史を守る渡辺謙さんが、日本人であることまで捨てようとしてんじゃないの?!と抵抗していて、それにトム・クルーズさんが巻き込まれるという筋書き。
トム・クルーズさんは、母国アメリカでネイティブアメリカンとの戦いなども経験している名将だけど、理不尽な命令や殺戮によって、いわゆるPTSDに苛まれていたんだね。法外な報酬を提示されて、日本にきちゃって渡辺謙さんに捕まっちゃう。
明治初期の西南戦争がモデルになっているらしいけど、同じモンゴロイドであるネイティブアメリカンと日本のサムライの対比という点も少し考えるものがあった(物語の上では直接的な関係は無いけど)
総じて日本の描き方に大きな間違いはないけど、農村部での人口密度が高すぎると感じた。フィクションだとわかっているけど、それでも人が多すぎる。
一瞬出てくるニンジャには日本人として違和感たっぷり。しかし、Wikipediaによると、時代考証的な間違いは承知の上で、それでもニンジャを撮りたかったと。アメリカの映画なので仕方がない。
小雪さんがトム・クルーズに鎧を着せるところのシーンはちょっと興ざめ。こういうのも入れなアカンのは理解するけど、下世話だなと感じました。
まー、興行成績も優秀で、日本の俳優さん大活躍なんで見るといいよ。
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