爽快総会ああそうかい
マンション管理組合の総会でした。 これにて全てのお役め終了。 大した仕事はできてないけど肩の荷だけはちょっと降りた。
つないでいく大切さ
新築の頃から住まわれていた、ご意見番的な面々が、亡くなられたり、ご病気だとかで欠席で、過去に類を見ないほど、記録的な短時間で総会終了。少し物悲しさも感じたが、さすがは築37年の古参マンション、当初より住まわれる多くの出席者が総じて自宅を含むこの集合住宅の今後を本気で心配しておられるようで、相対的に若い我らも負けてられんなと。
専門知識で未来を見る
建築関係の専門知識をお持ちの方から「コンクリートの建物の寿命は70年」とのお話があった。オーバーホールしても100年もつかどうかということだった。このマンションは既に半分過ぎており、今後数十年先を見越して、どう運用していくのか、その時生きてる保証はないけれど、子や孫の世代が困らないよう早めに計画を立てていかねばならぬとの提言だった。合意するのに十年以上かかりますよねと。
先頭に立っているのだ
思えば高度成長期の最終局面、バブルの前に建ったマンション。 こういう鉄骨&コンクリート構造の集合住宅で暮らす人として、今後も初めて起こる様々な問題に直面するのかもしれない。
変化を知ることの大切さ
騒音問題に関しても、コンクリートは年を経れば音を通しやすくなり、問題は悪化する方向にしか進まないらしい。住人の高齢化、建物自体の経年劣化と老朽化、社会と人の生活様式の変化など、一緒くたに絡まりあって、こんがらがって転がってゆくから、年々ヤヤコシイ話が多くなるのは避けられない。
糾弾するより理解する
なにかを「けしからん」と糾弾するだけの風潮は、個人レベルの小さな独裁体制に思えてくる。 相互扶助を良しとするコミュニティにはそぐわないなと。 しかし得てしてその方向へ流されやすい。それは感情を持っていることの裏返しでもあるのだけれど。
根源的な正しさを選り分ける
上っ面の「正しさ」って時とともに変化するけど、根源的なのは何万年も変わっていないのではないだろうかと。 突き詰めれば個々人が、多様性の理解と公共の場でオープンに関われることが大切かなと。 それは、他人や隣人を思う心であったり、朗らかに交わす見返りを期待しない挨拶だったりするんだろうなと。
副理事長さんが「いままでこんな怖い顔してても、挨拶して怒られたことなんてないからね」とおっしゃられたのは、なかなか良いお言葉だった。
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