無意識下での顧客依存に気付くべき
それが普通と思っていないか?っていう話。
他社に依存する事業の危うさっていうのをいつも考える。特に特定派遣業。委託契約もほぼ同じ。
管理業務に携わる人は、永遠に続く特定派遣や委託契約なんてないと知るべきだけど、 しかしたいてい「今のところは大丈夫」と主観的に捉えている。
「今まで確立した信頼と実績で、この契約はまだまだ続く」と思っていても、なんの突っ張りにもならないのにね。
発注側は「将来どうなるかわからない」から有期契約を更新しているのだ。 「無期契約しても良い」って判断するなら速攻買収するでしょう?
当たり前だが、発注側の意思決定に客観的に介入する術はない。 しかしなんだか大丈夫な気がしているのは非常に危険。
なるべく他社への依存を減らすことを考えながら、既存顧客には新しいものを見せていかねばならない。そして顧客を創造する。
エンジニアひと筋の人は「正しいことは(自分の思う)ただ一つ」って言いがちだけど、そんなはずはない。 顧客の数だけ「正しい」はある。言い換えれば、顧客と自分の間に全てがあるのに見ていないのだ。
と、ドラッカーが言いそうなことを書いてみた。
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