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2018.09.12

不通

寒くて起きて布団をかぶった。8月の暑さとの差に驚いたけど二度寝した。

終日雨の予報だったが、朝夕共に傘要らず。カッパも着ずにバックパックで運んだだけの一日だった。

朝、次男をバス停まで送る途中に、地元の公立中学校がある。 自宅から徒歩で700mというところだろうか。 長男、長女、そして家内も通った中学校だ。ついでに言えば、義理の姉と、その子ら3人も同窓生。

朝8時10分前、中学校のグラウンドには、椅子が並べられていて、教諭が拡声器で「テス、テス・・・」といった雰囲気だった。週末に体育祭があるのだろう。予行演習の準備かな。

次男の学校の体育祭は6月に終わった。徒競走で頑張ってテープを切った姿を思い出す。

「普通ならば次男もここに・・・」と一瞬よぎるが、「普通ってなんだ」と打ち消した。

家を出る直前まで雨が降っていたが、次男と一緒に家を出ると、ピタリと止んだ。

ため池にはいつものアオサギの姿。土手の雑草は大きな水玉を乗せている。

バス停到着。 通学自転車の集団が、ひっきりなしに通り過ぎる。 対向する女子高生から「なんだ?この人たち?」と言わんばかりの視線が飛んでくる。

障害児とその親が道端に集まってる様子は見た目に「普通」ではないのは確かにそうかもしれない。 むしろ「?!」となるのが「普通」かも。

その女子高生も単純に「この人たちどうしたの?何してるの?」と思っての事だと思う。 しかし、それにすら傷つけられる人もいる。ジブンは体勢が出来上がっているので大丈夫だが、全ての人がそうではない。

お互いに過去に経験したことの積み重ねからくる現時点での意識の差。 どっちが良いとか悪いとかって話じゃなくて。

ボクらが「冷たい」と感じた視線を投げた、あの女子高生も、あと10年後、いや20年後かも知れないけれど、こちら側に立っているかも知れない。

その可能性を今のボクは知っているが、彼女はおそらく知らないだろう。彼女だけではない。多くの人がそれを知らないと思う。20年前の自分は知らなかった。

こちら側とか、あちら側とか、無いのが良いけど、現実問題、存在するから仕方がない。

互いに分かり合えば解決するが、コチラとあちらの端っこに、見えない壁とか溝があり、コチラの壁を壊すだけではどうにもならないのだなあと。どうすりゃいいのかなあ?と。

そんな話で、オチはない。


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