平成30年分を振り返る
平成最後にして40代最後の年末。来年平成31年には50歳になる。
と先日考えていて「ああ二十歳になったのは平成元年だったのか」と気が付いた。
いや、特段心に留めるようなことではないかもだけど、30年間一切気付かなかったのは、結構うっかりしている部類なのかな?という驚きと落胆。
来年4月で、今の会社ができて20年。なんだあれも30歳の時だったのかと、今気が付いた。 29だか30だかはっきりしていなかっただけだけど。
10年前には、その会社の頂上付近から中腹まで下りた。体制的にはもうちょっと後だったけど、実務的にも心理的にもドラスティックにひっくり返ったのはちょうどそのころ。
圧倒的にプライベートな時間が増え、一歩引いて考えられるようになった。
それまでは会社は自分の持ち物だったから、「てめーら汚い手で触るなよ」とか思っていた節がある。一息置いて、それまでの失われた10年分のワークとライフのバランスを取り戻し、まじめにロードに乗り始めて、それなりに健康になったのも、そのころだった。
その会社も今年、頂上付近から崩壊が始まっているようだ。
10年以上赤字を垂れ流し続けてきた不採算部門が自ら退出するのは大歓迎。 そのトップの座に君臨していた人を、連れてきたのは自分だけれど、既に任命責任は放棄していたので責任は感じない。この人は金儲けをしたかったのかもしれないけれど、事業を起こして社会に貢献したいとか、価値あるサービスでより良き世の中をユーザーとともにわかち合いたいといった感覚はなかったんじゃないかな。
もともと他人に対してネガティブな言動を繰り返す人ではあった。何故か周囲の人間を勝手に敵と味方に分けて、敵は徹底的に叩こうとする。それが進んで考え方が病んでしまったのではないかと思う。そういう人はまぐれでもなければ成功しないってことだろう。
「世の中を否定的に見ていると、いつまでたっても楽しくならない。」
これがこの20年で、ひいては平成の30年で、身をもって覚えたことかもしれない。
平成元年は半引きこもりのフリーター。進行方向など全く考えていないプータロー。 その後何となく就職し、逃げるように転職し、今しかないと結婚し、ここぞとばかりに仲間と会社を設立。 あれこれ踏ん張ってみたけれど、そのうち「やりたいのはこういうことではなかったな」と思い至り、今やなるべく目立たない位置に、じぶん一人の身と心がぴったり治まる立場に身を潜めているって感じだな。。。
ということで、これ以上かけることも少なくなってるので、皆様良いお年をお迎えください。
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