自分で書いたコードが大好き
自分で書いたコードを読んで、考えている時間が好き。
うまく書けているところは「ここ、いいなあ」と思うが、そこまで。良くない部分の改善点を考えるのが好きなのだ。書き方レベルの細かいことであったり、少し大きな単位の構造とかレイヤーの分割単位であったり。細部にこだわって、整然と美しく仕上げたいという欲求があると思う。
仕事では、動作が同じならば、中身が少々美しくなくてもかまわない。余裕があるなら細部にこだわるのも良いけれど、自転車操業的零細受託開発業務においては余裕がないのが普通であって、余裕があるのはむしろ問題。適正な利益を生んでいるなら問題視はされないはずなんだけど、なかなかそうは行かないようで。
システムエンジニアになれという圧力あるいはストレス
こういう「細部にこだわりたい」という嗜好を持っている自分のような人は、いわゆるSE、システムエンジニアには向いていないのだろうと思う。
30年前「プログラマーではなくSEになれ」とかよく言われた。その時に感じた違和感というか、自分の内心との不一致感はコレだったのだろう。割と長い間、罪悪感に似たものも感じていたが、最近は消えてしまったようだ。
混ぜるな危険
ところで現在、ある時期には花形としてもてはやされていた職業として、SEは存在しているのだろうか。求職者が口を揃えて「SEになりたい」と「C言語を覚えたい」と別カテゴリを安易にかき混ぜて面接で言い放っていたのは昔話か。
ソフトウェアエンジニアで
他業種の方から「SE」と呼ばれることはあるが、同じ業界の内部ではほとんど聞かない。今や「SE」って、あまり内情を知らない人が雰囲気で発する言葉になっているのかな。
自分では最近はソフトウェアエンジニアと言っている。まあ略せばSEなんだが。
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